戸井田雄

静岡県熱海市在住。1983年神奈川県横須賀市生まれ。2008年武蔵野美術大学大学院修了。「時間」や「場所」をテーマとし、空き店舗に残された傷跡を 蓄光塗料でトレースする事で、その場に残された記憶の痕跡を光として現す「series時を紡ぐ/Marks〜」(第8回芦原義信賞、神戸ビエンナーレ 2011高架下アートプロジェクト 特別賞受賞)や、大地を掘削して、その場に積層した時間の重なりを表に現す「断面/section」(卒業設計日本一 決定戦2006特別賞受賞)など日常で見落とされている事象や、忘れられている事柄を題材とした空間表現を行う。